ふたりのカタチ
第2章 久しぶり
「… ちゃん!!…姉ちゃん!!起きて!!」
春といってもまだ寒い
私は布団に潜り込み、店休みじゃん…と
駄々をこねてみた
「今日かずが来る日だよ!!ちょっとは部屋片付けて!!」
そうか、店休みってことは月曜か…
てことは…
この前の弟の話を思い出した私は
「よし!起きますかー!!」と伸びをした
「あれ?目覚めいいね?」
弟はチクリと言ってくる
「ん?そぉ?まあ、お父さんとアンタ以外の男の人が来るわけだし…それに…」
「それに、かず、かっこよくなってるしねー?」
コイツ…この間の私の独り言聞いてたんだ…
顔が赤くなっていくのがはっきりわかった
春といってもまだ寒い
私は布団に潜り込み、店休みじゃん…と
駄々をこねてみた
「今日かずが来る日だよ!!ちょっとは部屋片付けて!!」
そうか、店休みってことは月曜か…
てことは…
この前の弟の話を思い出した私は
「よし!起きますかー!!」と伸びをした
「あれ?目覚めいいね?」
弟はチクリと言ってくる
「ん?そぉ?まあ、お父さんとアンタ以外の男の人が来るわけだし…それに…」
「それに、かず、かっこよくなってるしねー?」
コイツ…この間の私の独り言聞いてたんだ…
顔が赤くなっていくのがはっきりわかった