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ふたりのカタチ

第12章 おはようございます

かずちゃんはおきてからずっと
あーめんどくせー…とか
行きたくねーなー…と
ぐずぐず言っていた

私だってもう少しそばにいて欲しいなって
思うけどね…

「そう言いながらちゃーんと着替えてるのよね、えらいえらい♪」と
頭をぽんぽんした

コーヒーのおかわりついでにキッチンに向かい、煙草に火をつけた

ぶつぶつ言いながらも
ケータイでメールのチェックを初めていた

「やればできる子ですからね、オレは…」

まだぶーぶー言ってる(笑)

「彩乃サン、こっちで吸いなよ?そこじゃ
ゆっくりできないでしょ?」

「そうだけど…煙草の香りがかずちゃんからしたら、マズイでしょ?」
「あ!うーん…大野サンは気づかないと思うけど…?(笑)」

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