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忘れ物…

第5章 保健室


望海が保健室のドアを開けた

「はぃ、鍵っ」
望海は中にいた森永の足元に
鍵を投げた

森永の足元に鍵が落ちた

「的場、お前、その返し方
 ないやろ」
森永が望海に言った

「だって、手渡すのキモィやん」
望海は笑いながら言った

森永は黙った…

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