悪魔の男×ドM少女
第1章 また・・・
「いやああ!!かずきっやめてっっ」
私は必死に頼む。
「自分で逃げてみろよ。」
一樹はやめようとしない。
私は逃げようとしても手はロープでベットに固定されていて、
足はしっかりと開かれた状態になっていた。
・・・逃げようにも動けない。
ゆういつ動くのは頭だけだった。
「ほら、逃げれば?」
一樹は愛撫していた手を離し、見下したように笑った。
私はキッとにらんだ。
「じゃあ俺が今から10数える間にこの部屋から逃げたら解放してやる。
ただし、逃げれなかったら・・・分かるよな?」
私は背筋が凍った。
「いーち。」
どうしよう!!逃げなきゃやばい!!
「さーん。」
考えてるうちにも時間がたっていく。
どうしようどうしよう!!
「ごーお。」
頭を振ってみても全く効果無し。
「しーち。」
手足を動かそうとするが、びくともしなかった。。
「きゅーう。」
ダメだ!!
私はぎゅっと目をつぶった。