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鍵の行方

第4章 作戦その1


太一はしばらくそのまま
快楽に浸り、動かなかった

杏璃の布団に太一の子孫たちは
しみこんで行った…

太一はあまりにもうまくいったことに
一種の恐ろしさを感じた…

あまり長居しすぎると
ばれてしまうかもしれない…
そう思った太一は
初めて侵入したその日は
それだけすると杏璃の家を出た

「杏璃、また来るからね」
誰もいない玄関で独り言を言いながら…

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