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｢私に選ばせてほしかったわ。｣

晋也は声の調子を変えないように

神経を集中させる。

｢ジャケットを買いに川越には行けないな。それに君の気に入るものはないんじゃないかな。｣

寛子の両手はパンツにはいった

シャツの裾を引き出した。

ボタンがあらわれるとはずし

晋也の乳首に触れるのを忘れない。

｢私と一緒だったら
フィッティングルームで晋也にサービスしてあげたのに。｣

｢そりゃあ～行きたかったな。｣

言ったとたん

晋也は下半身に抱きつかれ

よろけてしまった。