テキストサイズ

チェリーブロッサム

第1章 いつもの場所

尻にまわった両腕は固く結ばれ

ベルトを締めたまま

パンツの前に寛子の顔がある。

晋也のペニスより

寛子の頬骨の方がまだ固い。

「感じてる」

寛子は晋也のにおいを

吸い込んでいるようだった。

「くすぐったいよ。やめろよ。」

晋也が腕を外そうとすると

さっきよりも強く腰を抱き締めた。

晋也は寛子の頭をなでた。

柔らかな髪のしたから熱が伝わる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ