Hな片想い♡
第7章 影
川原がいなくなるまで
光は川原を睨みつけていた
そして本当にいなくなったのを確認すると
光は一人で歩き始めた
エアコンの室外機の裏だった
光は私を手招きで呼んでいる
声を出すことはなかった
私は光が静かにしていると察して
しゃがみながら光の元へいった
そして室外機の裏まで辿り着いた
「強引なことしてごめんねっ!ほら!」
光はさっきとは別人かのように
私に明るい笑顔を見せてくれた
そしてまだしゃがみこんだままの
私に手を伸ばしてくれた
「ありがとう、光
色んな意味でありがとう」
「あんな状況に出くわしたら
誰でもそうするって!」
「でも……。」
「はいはい、気にしないの、
私たち、親友でしょ?
私のことより由奈の方が心配だよ」
「私は全然大丈夫だよ!
心配しないで!Don't worry!笑」
気丈振舞ったのかもしれない
こんな状況の中でもやっぱり生活委員のことを考えてしまう
「由奈……。
私の前では無理に笑わなくてもいい
辛かったら辛いって言っていいんだよ。」
「うん、ありがとう
親友が光でよかった」
涙を堪えてそういった
なんとなく泣くのが恥ずかしかった
気がかりなことが
あったからかもしれないけど…
一刻も早く光に伝えなくちゃ
「光も、気をつけてね」
「何に?」
「川原、光を襲うかもしれないじゃん
そんなようなこと言ってたから」
「私は大丈夫!
由奈が一番気をつけてよね!」
「ひか…」
キーンコーンカーンコーン___
チャイムが鳴り響いた
チャイムで私の声はかき消された
「ほら、いこ!」
光に引っ張られて私達は
教室へと駆け戻った
光は川原を睨みつけていた
そして本当にいなくなったのを確認すると
光は一人で歩き始めた
エアコンの室外機の裏だった
光は私を手招きで呼んでいる
声を出すことはなかった
私は光が静かにしていると察して
しゃがみながら光の元へいった
そして室外機の裏まで辿り着いた
「強引なことしてごめんねっ!ほら!」
光はさっきとは別人かのように
私に明るい笑顔を見せてくれた
そしてまだしゃがみこんだままの
私に手を伸ばしてくれた
「ありがとう、光
色んな意味でありがとう」
「あんな状況に出くわしたら
誰でもそうするって!」
「でも……。」
「はいはい、気にしないの、
私たち、親友でしょ?
私のことより由奈の方が心配だよ」
「私は全然大丈夫だよ!
心配しないで!Don't worry!笑」
気丈振舞ったのかもしれない
こんな状況の中でもやっぱり生活委員のことを考えてしまう
「由奈……。
私の前では無理に笑わなくてもいい
辛かったら辛いって言っていいんだよ。」
「うん、ありがとう
親友が光でよかった」
涙を堪えてそういった
なんとなく泣くのが恥ずかしかった
気がかりなことが
あったからかもしれないけど…
一刻も早く光に伝えなくちゃ
「光も、気をつけてね」
「何に?」
「川原、光を襲うかもしれないじゃん
そんなようなこと言ってたから」
「私は大丈夫!
由奈が一番気をつけてよね!」
「ひか…」
キーンコーンカーンコーン___
チャイムが鳴り響いた
チャイムで私の声はかき消された
「ほら、いこ!」
光に引っ張られて私達は
教室へと駆け戻った