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Hな片想い♡

第7章 影

「君、吹奏楽部の…」

「なんですか?」


光は早口に、威厳を持って答えた


「まぁまぁ、まだ何も言ってないじゃん
知ってると思うけど俺の名前…」

「なんなんですか?
ご用件をどうぞ。」

「そんな無愛想だと、俺とこいつらが
松崎由奈にやろうとしたこと、君にやっちゃうよ?」


川原が後ろに親指で指をさした


「まぁいいや。
今日用があるのは君じゃない」

「は?」

「松崎由奈だよ〜
元気にしてる?」

「あなたには関係ないでしょ。」

「関係ないわけないじゃん
だって俺〜、由奈ちゃんの彼氏だし」

「は?なにいってるんですか?
あんな事件まで起こしといてまだそんなこと。」

「あぁ、ごめん。
じゃあ未来形にしとくわ〜」

「妄想がすぎますよ。」

「由奈ちゃんによろしくね。
俺は必ず、君をオカズにする!
って伝えといて〜。」


そうして川原達は去ろうとした
けれど光は強かった


「吹奏楽部には指一本触れさせない。
もし吹部を泣かせたら、私が殺しに行く。」


それを聞いた川原はクスッと笑って
その場を去った

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