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Hな片想い♡

第8章 温もり

色々な人の思いやり
温もりにふれた今回の事件

もちろん起きないのが一番いいけど
今回のことで学んだこともある

けど今回のことで失ったものも
結構あるんだ

けど起きてしまったものは
どうしようもない

前向きに考えます


「先生、お話があります」

「どうした?」

「先日の…生活委員の話です」

「あー、考えたか?」

「はい、決断しました」

「そうか。それで…どうするんだ?」


一瞬、先生の顔が気まずそうだった


「私は…私は…
……生活委員会を降ります。」


ついにいったこの一言
もう後悔はしない


「そうか。分かった。
光にはもう相談したのか?」

「いえ、まだです」

「分かった。じゃあ先生からも
話しておくな」

「ありがとうございます
失礼します」

ペコっと頭を下げ
業務的な笑顔を向けたあと
後に歩こうとした

そのとき、先生は呼び止めた


「由奈。あとな、
……ごめんな。」


先生はボソッと呟いた

けどそんな先生の一言に
動じずに笑顔でまた頭を下げて
歩き出した

本当はすごく動揺してたくせに

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