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Hな片想い♡

第8章 温もり

そして私達は学校中探し回って
やっと先生を見つけた

「先生!」

叫んだあとに気づいたんだけど
そこには光もいた


「由奈、高橋、どうした?」

「私、やっぱり生活委員会やりたいです!」

「え?でもなんで…?」

「自分の気持ちに素直になりたいんです
高橋が教えてくれたんです!」

「けどな、危険性とか考えると…」

「俺がちゃんと見てます
同じ生活委員として松崎のこと見ます
だからお願いします!」


高橋は先生に頭を下げていた
私のために…


「お願いします!」


私も頭を下げた

先生は黙っていた
正直微妙な空気だった

そのときにもう一人お願いしてくれた


「私からもお願いします!」


光だった
光が私のために頭を下げていた


「光……。
お願いします!先生!お願いします!」


先生はしばらく黙ったあとに
小さい声で


「分かったよ」


承諾してくれた

みんなで声を揃えて喜んだ
光は涙を流していた

ありがとう
みんな、ありがとう。

高橋も光も大好きだよ

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