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Hな片想い♡

第10章 カップル生活

「えー!高橋ってどんな感じなの?」

「えぇ、どんな感じって…」


杏が珍しく食いついてくる
恥ずかしいからやめてー>_<


「手繋いだ?」

「いや、まだかな…」

「キスした?」

「えぇ…うん…」

「えー!!!本当に?!」

「うん…」


杏の質問攻めは恥ずかし過ぎる
本人はそれに気づいてないみたいだけど


「何回キスした?」

「もぉ、秘密!」

「えー!由奈ちゃんお願い!」

「だーめ!」


今まで告白すらされたことなかったから
こういうのって何気嬉しいかも…♪


「ほら、杏行くよー」

「由奈ちゃんお願いー…!」

「ダメです〜、ほら歩きなさい!」

「えー、由奈ちゃん〜」

「あっ!!!!」


突然杏が外を指差して叫んだ


「何〜?どうした?」


そして私も外を見ると
祐介が立っていた


「ちょっといってくるね」

「おー、ラブラブカップル
いってらっしゃい♪」

「杏!(照)いってくるね」


杏は本当に恥ずかしいことばっかいう
そこが面白いけどね


「どうしたの?」

「あぁ、ごめんね、部活中に」

「ううん、全然大丈夫!
見ての通り暇だし笑」

「あのさ…
今日、一緒に帰ろ?」


顔が真っ赤…
なんて可愛いんだろう

私はとても嬉しくなった


「うん、帰ろ!」

「おう、じゃあ裏の正門でまってるね」

「分かった、じゃあね」

「後でね」


祐介は少し早足に歩いて行った
私は姿が見えなくなるまで祐介を見ていた

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