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別れを覚悟した告白だった

それでもしょうがないと思った
祐介のこと、裏切ってる


「俺のことはなんとも思ってないの？」

「そうじゃないの
祐介が大好きなの。けど建先輩が引っかかるの」

「建先輩のこと、愛してるの？」

「愛してないと思う…。
不自然なことが多すぎるの…。」

「俺は由奈と別れない」

「えっ……？」


突然のことに動揺した


「由奈が俺のことを愛してるなら
俺も由奈を愛すんだ
あんなやつのこと忘れさせてやる！」

「あんなやつなんて…」

「だってそうだろ？
人の彼女に手出してなんなんだよ！」

「祐介怒ってる？」

「行くぞ」


そうして祐介は早足に
どこかへ進んで行く

私は抵抗することなくついて行く



そこは……
祐介の自宅だった