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Hな片想い♡

第10章 カップル生活

「由奈……ごめん…」


祐介は我に帰ったかのように
私を簡単に解放した


「ごめんね…。私も…。
けどまだ無理だよ…」

「由奈はなんだかんだで
建先輩が大好きなんだな」

「そんなことない!」

「そうなんだよ。
だって建先輩の名前叫んだろ?」


自分の言ったことを思い出した
私、最低だ……。


「それは、違うの……。」

「由奈、俺はいいんだ」

「何が…?」

「俺は由奈が好きだから
由奈は俺のことを好きになれなくてもいいんだ」

「ごめん……」

「幸せになれよ」


そこから祐介は家まで送ってくれた

私達のカップル生活は
脆くも儚く終わった

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