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Hな片想い♡

第3章 委員会

それからクラスでも委員会の時にできた宝物ののりを誰にも触らせないようにしてた

のりは学校でもよく使うので
もって帰ることは難しかったから

だけどそんなある日、
触られてしまった……。

しかも男子に……。

私は安くて大容量で使いやすい
100均のビックのりをつかっていた

そのためだろうか
バカみたいに幼い男子が
「なにこれでか!」

なんていって私が席を立っている時に
勝手に触った

私は本当に怒った
今までないくらいにブチ切れした

だけど怒る声がどんどん枯れてく
……なんで?

私は泣いていた

怒りと失望が混ざっていた

悲しくて、辛くて、切なくて、
申し訳なくて、苦しくて……。

自分の心がどれだけ敏感か
初めて自覚した瞬間だった

その男子は困っていた

私の悲しみも辛さも分からないから
ただ怒ってるとしか思ってないから

確かにのり触っただけで泣く人なんて
滅多にいないよね…

マジだということを知った

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