お前はわかってねぇ‼
第39章 新学期に現われたのはいっくん
次の休み時間、海が俺のとこにきた
俺はちょっと嬉しくていっくんに海を紹介しようとした
「いっくん、俺の彼女…」
「南くん!よかったです!元気になって戻ってきてくれて…」
えっ?
海はポロポロと泣いていた
いっくんはそんな海の頭をポンポンっして
「泣くなよ(笑)大丈夫だって言っただろ?」
優しい顔して言った
「あ、あの…2人は知り合い?」
俺は気になった
海が泣いてるから
初めて海を見た時も海は涙を流してたんだ
その時の涙と同じ気がしたから
ザワザワした