お前はわかってねぇ‼
第49章 俺が消毒してやる
ブーブーブー
俺の携帯が鳴った
ん?
竜馬だ…
メールを開くと
【一樹意識取り戻したぞー!お前に話たいことあるんだと!聞いてやってくれよ…一樹には一樹の想いがあったんだろうと思うんだよ…まぁ、時間やってくんねぇ?】
俺も話たいんだよいっくんと
想いとか聞ける自信ねぇけどさ
このままは俺も嫌だから
俺は
わかった昔遊んだ公園で待ってるから伝えて
とだけ竜馬にメールした
少しして
了解!
と返信きた
「海、俺いっくんと話してくるわ…海はどうする?家まで送ろうか?」
少しの沈黙のあと海は
「私も行きます」
しっかりと言った
「大丈夫?」
そう聞こうとしたけど聞くまでもないぐらい
海は凛としていて
力強く俺の手を握った