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お前はわかってねぇ‼

第50章 ありがとう…

俺と海が公園に行くといっくんと竜馬がいた



俺達が近づくといっくんは土下座してきた




「空、海ちゃん!ほんとごめん!!俺…俺、大切な2人傷つけた…ずっと好きだった海ちゃんが、なかなか振り向いてくれなかった海ちゃんが俺のいない間に…空と付き合ってて…悔しかったんだ。大切なのに、自分の気持ち押し付けて…もう合わす顔なんかねぇ…殴ってくれ!!ほんと思いっきり殴ってくれ!」







そう言ったいっくんはなんとも情けない顔をして泣いていた






「はぁ〜」





俺は大きなため息をついた





そんな顔して土下座されて殴る気なんか失せたけど(苦笑)





「海?どうする?海が殴って欲しかったらなぐるけど?」





海は俺の手を握って




首をよこに振った








そして海はいっくんの前に歩みよりしゃがんだ






「南くん…私ね、空が好きなの。南くんのことは友達としか思えない。されたことは正直許せないし、許さない。私は空にしかあぁいうことされたくないの。」





しっかりと海はいっくんの目を見て言った



けど海は少し震えてた






「許さないけど…忘れる。だから南くんも忘れて?だからまた普通に友達しよ?」





そう言って手を差し出した海






海ってすげー




うん。強いよな海は




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