お前はわかってねぇ‼
第56章 好きな女の夢 応援してやれよ
「海、春から大阪の専門学校いくんだよ…
俺さ、離れるなんて考えられなくてよ
海が専門学校の話するたび避けて、逃げてたんだよ
そしたらさ最近、まともに話できなくなって
気まずくなって
無意識のうちに海と2人になるの避けてしまってさ…
はあー俺なにしてんだろ(苦笑)」
「お前ってさこんな不器用だったっけ?(笑)
ほんと海ちゃんに惚れてんだな?
けどさ、お前がそんな態度とってさ、避けてさ…海ちゃんはどんな気持ちだとおもう?
男なら、応援してやれよ
好きな女の夢
応援してやれよ
1番の理解者になってやれよ
それでこそさ、彼氏なんじゃねぇの?
好きな女傷つけてんなよ
海ちゃんもさ、離れるのもさ、知らない新しい土地に1人でいくのもさ、不安なはずだろ?
お前だけが寂しいんじゃねぇだろ?
悲劇のヒロインぶってんなよ空!」
俺はハッとした何も言えなかった
だって竜馬のいう事はすべて正しい