お前はわかってねぇ‼
第62章 最後のえっち
俺は海を抱きしめたまま少し寝てしまってた
「空…空、起きてください。そろそろ出ないと…」
海に起こされて重い腰をあげる
俺たち軽くシャワーで身体を流して
ホテルを出た
もう外は暗くなってた
「時間大丈夫?送るわ」
「はい、ありがとうございます…」
心なしか海もなんだか
寂しそうだった
海の帰宅時間には間に合って俺と海は家の前にいた
「楽しかったです///ありがとうございます…」
「俺も楽しかった!ありがとう…」
俺は海を抱きしめた
「明日何時にいくの?」
「朝の10時の新幹線で行きます」
「早いな」
「向こうで荷物整理しないといけないですから…」
「そっか(笑)見送りにいくから」
「ありがとうございます」
ちゅっ
優しいキスをした
もう一度抱きしめて俺は笑顔で
精一杯の笑顔で言う
「じゃあまた明日な!ゆっくり寝ろよ?お休み!」
「ありがとうございます!お休みなさい」
海もはにかんで言った
なにも変わらない
いつも通りに
普通に俺は帰った