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お前はわかってねぇ‼

第13章 それぞれの想い

「はは、私何やってんだろ…けど葉山さん…ムカつく…」



河上さやはそう呟いてカバンをもち帰っていった






「海ちゃん!まってよ!」



俺、海ちゃん追いかけんの2回目



まってくれない



「海ちゃん!!」



やっと追いついて、海ちゃんの腕を捕まえた



はぁ…はぁ…




海ちゃんは俯いたままだ



覗き込むと



海ちゃんは




泣いていた






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