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秘密の蜜は甘い

第3章 噂の2人


「リクのどこが良いの?」

「クール王子よっ…あぁ…」


自分の世界にはいった瞳を横目に、あたしは溜息をついた。


…リクのどこが良いのだろう?というか、どこがクールなのだろう?


「鈴には分からなくていいの。ただでさえ2人とも溺愛してるんだから…」

「ん?なんて?」

「べっつにー?」




瞳が呆れ顔でこっちを見てる。



「授業を始めるぞー」


入ってきた先生の声を聞いて
仕方なく、あたしは席に座った。

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