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秘密の蜜は甘い

第13章 あたしの王子様




進めていた足を止めて、
動かないリクが口を開く。




「だからさ・・・そのっ
俺を年下扱いすんな。



・・・俺も男だから」






風が強くなって、冷たい風があたし達を襲う。だけど温かいのは、きっとリクの温もりの所為。




リクの温もりと、


・・・あたしの胸の高鳴りの所為。

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