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束縛彼氏

第2章 束縛彼氏の嫉妬








「美波、おっはよー!」

『おはよう』

自分の席に着くといつものように挨拶を交わしてあたしはそっと携帯を机の下で隠しながら見る。

どうも気になるのだこの[そっか]という素っ気ないこのメールが。

怒ってるんだ、きっと…。

後々面倒臭いしメールしてあげないと。

あたしは

[怒ってる?]

と藍斗にメールをすると10秒もしないうちに返信がきた。

[怒ってないよ。それより昨日は本当ごめん。今日一緒に帰れる?]

あ、いつもの藍斗だ…
そう思いながらあたしは藍斗に返信をする

『帰れるよ、っと…』

ちょうどあたしが返信を返した時担任が教室に入ってきてHRが始まった

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