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束縛彼氏

第4章 束縛彼氏とお別れ

…あたし何やってんの?
最低じゃん。

心配してくれてた晴樹に最低なコト言って全部あたしが悪かったのに。

謝ろう、そう思い立った時携帯から音が鳴った

…音が短いからメールか。
なら後でいいや…

あたしはメールを見ないで晴樹の部屋に行った

コンコン―

『はる、き…晴樹、いる?』

「姉貴?」

『うん…』

晴樹はガチャりとゆっくりドアを開ける。

あたしは苦笑いをしながら『ごめん…』と謝った。すると晴樹は

「別に、姉貴は悪くねぇよ。俺が姉貴たちのコトなんも知らないのに無神経な事言ってさ…

俺の方こそ謝んないとだな。
姉貴、本当ごめん」

晴樹は怒りもせず、自分が謝った。

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