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束縛彼氏

第5章 束縛彼氏のライバル

あたしが黙り込んでいるので宮岡は溜め息混じりに言った

「本当に覚えてないのかよー…
お前、音楽室の方から急に飛び出してきて階段の突き当たりのとこで俺とぶつかったんだよ」

『え…』

「んで、お前がぶっ倒れて今に至る」


そう淡々と今までの経緯を説明した宮岡。

…あたし、何やってんの

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