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束縛彼氏

第5章 束縛彼氏のライバル

今ではもう冷めた頭であたしは自分自信を馬鹿にした

だって、可笑しいじゃない

あたしはもう藍斗とは恋人ではない。別れを告げたのもあたし。なのに藍斗が他の女といる所を見て嫌な気持ちでいっぱいになる

自分勝手すぎてもう嫌気がさしてくる

藍斗はもうあたしのじゃない。
藍斗は…天宮さんの、なんだ

こんな事思うの嫌で嫌で堪らないけど、これもあたしの感情を抑えるタメなんだ

胸が痛い。

…あぁ、こんな自分がいや

藍斗の事を考えると胸が痛くて痛くて苦しくなる。涙が出そう

「……美波?」

『あっ…みや、おか』

宮岡の存在を軽く忘れていたあたし。

宮岡は心配そうにあたしの顔を覗き込んでいた

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