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束縛彼氏

第5章 束縛彼氏のライバル





『やっぱ帰る』

「ここまできたんだから寝ろよな…」

保健室にはあたしの声と呆れたような宮岡の声だけが響いていた

なんともアレだけど、保健室には先生がいなかった

だからつまり宮岡と2人きりな訳で。

…あたし、まともに宮岡と話した事ないんだよね。委員会ぐらいだよ、話したの。

だからちょっと気まづいのがあたしの今の心境。

もうあたしは今すぐにでも保健室から出て家に帰りたいんだけども、ソレを宮岡はどうしても許してくれなかった

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