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束縛彼氏

第1章 束縛彼氏

「んっ、はぁ…あいと…」

甘い声でそういえば藍斗は我に返ったようにあたしから唇を放し、顔を赤くしながら

「今日はもう帰る…じゃあね!」

と走って行ってしまった。

…な〜んだ、つまんないの。
もう少し刺激が欲しかったなあ

あたしと藍斗は付き合って1年目にも関わらず、まだ一回もSEXをした事がない。

藍斗は藍斗であたしを大切に思ってるからなのかもしれないけれど、そういう事に興味がある年頃のあたしは正直言ってヤりたい。

「…さむ」

あたしは外の寒さに耐えられず、家の中にのそのそ入ると一直線に自分の部屋へ向かった。

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