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束縛彼氏

第6章 未定


もう藍斗はあたしのじゃない
天宮さんの、だ

そう考えると胸が痛い。だけど、こうしたのは紛れもないあたしだ

そもそもあたしが別れなければこんな事には………


「美波?」


『あ…』

「何、考えてたの?」

『何も考えてない…』

むかつく

藍斗のこと考えてたってわかってるくせに、なのにわざと言うなんて。

藍斗はニヤニヤしながらあたしにまた言う

「ねえ、何考えてたの?」

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