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束縛彼氏

第6章 未定


『んっ…はぁぅ…や、ぁ』

舌と舌が絡み合う
唾液が口の端からこぼれ落ちた

嫌だ嫌だと思いながらも心のどこかでは嬉しいと感じてしまう自分がいた

そんな自分への恥ずかしさとキスでの恥ずかしさで顔が熱くなるのが分かった

そんなあたしを見てクスリと笑いながら口を離した藍斗

「久しぶりだったから感じちゃった?」

『…ッ…』

そう言いながら自分の唇の端についた唾液を指で掬う藍斗は妙にエロかった

確かに、藍斗のキスは好きだった…だけど、

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