テキストサイズ

束縛彼氏

第6章 未定


「は?」

藍斗のイラついた声が響く


『…っ宮岡は!藍斗みたいに無理矢理変なことはしないし、怖くない!!』


あぁ、だめだって分かってるのに言葉が止まらない


『それに、それにっ宮岡はあたしに心配までしてくれた!何も関係ないのに、こんなあたしのことを心配してくれた!!』


嫌な感情が溢れて止まらない


『藍斗より、宮岡の方がっ「もう黙れよ」


低い、それはもう怖い程に低い声があたしの声をかき消した

それと、同時に視界が反転し、真っ白な天井が目に映った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ