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真っ赤な家庭

第4章 嘘



早速松本が連絡し、すぐに加代子と面会が出来るようになった。



恐る恐る面会室に行くと無表情の加代子が椅子に座って自分を待っていた。



松本は加代子が二人きりで話したいと言ったので自分のことを心配してくれているのか表非常階段近くの部屋が喫煙所に行って待ってくれた。







加代子と二人きり…




何から話したら良いのか分からないぐらい頭のなかが真っ白になっていた。







この沈黙が自分をいたたまれない気持ちに追い込んだ。







容疑者と刑事の他に何か関係があるのだろうか?



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