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兄と首輪

第7章 妹とホテル


「そうだな…
俺も…罰が当たると思う…」



寝ていた体制から…二人で体を起こし…



向かい合う形で…ベッドの上に座った…


「・・・・俺は…また…ずるいことをする…
いいか・・・・・?」


『・・・・?』



泣き顔のアヤの頬を…指でなぞり…


アヤの手の平に包んであったファミリーリングを…
そっと…取った…


『・・・兄・・さん?』


戸惑ったアヤは…俺の顔を心配そうに見ていた…







俺は…ポケットから…




小さな…巾着…を出して…


アヤに見せた…




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