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兄と首輪

第1章 兄と声

ガチャ!

私は兄の部屋のドアを開けた……






部屋から一瞬…甘い…でも、すっぱい…男の汗とフェロモンの臭いが…ふわっと…私の髪を揺らした…



同時に…兄の体がビクンっと固まり…驚きのあまり目が開き…口をパクパク…させていた…

私はそんな兄を見下ろしていた…

『何してるの?兄さん…』

サッ…兄が何かを背に隠した…

『何…隠したの…』
「なんでもない…つーか出て行ってくれ…」


バツが悪そうに目を合わせない兄にイライラが募った…

『声…部屋から漏れてたよ…夜中まで待てなかったわけ?』

「いゃ…」

モジモジしながら私に背をむけて…大きくイキそびれた男根を無理矢理ジーパンに戻そうとしている…


私は兄の部屋のドアを閉め…学習机の椅子に座った…

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