兄と首輪
第6章 兄とリング
[えっ///そりゃ…西川と帰れる…なら…緊張も…する…って・・・・・ヘヘヘ]
『あっ…私と?緊張って…部活の先輩の兄がいたら…緊張…する…かな…って』
うそ…意地悪したくなったの…
田口君にも兄さんにも…
[アアア////!!!だっだよな!!!俺…てっきり…二人っきりって…勘違い…///スゲー恥ずかしい人だな俺///!!!]
可愛い…
さて…兄は?
「///////ンッ」
田口君より数倍…可愛い!!!
私は兄さんに近づき…耳元で田口君に聞こえないように囁いた…
『兄さん…先に…帰って…自分の部屋で…待てる?
ちゃんと…首輪つけて…
犬のように…おすわりで…
待てるかしら?
あ…ちゃんと…下半身は脱いでいて…帰ったら…
すぐに…イジメられるように…
自分でさわったら…ダメだからね…』
兄の顔が…みるみる赤く…瞳は…うれしさで…キラキラした…
[西川…勝先輩…顔赤いけど…熱でもあるのか?]
私は…兄から離れ…田口君に近寄った…
「あ…」
兄の名残惜しそうな声…
ゾクゾク…した…
『今日…久しぶりの部活で疲れたみたい…先に帰るって…ね…兄さん』
「あ…ああ、じゃあ田口…俺…先に行くわ…アヤも…遅くならないうちに帰れよ…じゃあな.....」
兄はゆっくり歩き出した…
フフフフ股間…あんなんで…動き辛そう…にやけてしまう…
『…これで…緊張…しない?』
私は…田口君に…ニッコリ…微笑んだ…