妊娠工場
第5章 美波-ミナミ-
「それが…実はね…」
あたしは日曜日のことを
全て話した
「えええっ!?あの彰くんが!妊娠工場!?」
「しー(汗)声が大きいよ…」
「あぁ…ごめん。つい…。
にしても…
彰くんもやるわねぇ…
高校のときから学1な
美形で超モテ男が…
まさか妊娠させる仕事を
してるなんて…」
「うん…あたしも正直かなりショックでさ…泣いて帰っちゃった…」
「そりゃショックよねぇ。過去の彼氏とまさかそんなとこで再開なんて…
で、彰くん見知らぬ女を
侵しまくってるわけ?」
「うん…」
「いや、ほんと信じられない!だって…あの彰くんだよ!?
だれもが憧れてた彰くんがだよ?」
「ほんとあり得ないよね…」
「女の子からの告白全部キャンセルして卒業後美波を選んだ彼がねぇ…」
あたしはまた泣きそうに
なった