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妊娠工場

第6章 2人の気持ち





『妊娠することを望む女性が赤ちゃんの元となる精子をもとめ、すなわちセックスをしにやってくるのです。』






なにも言えない…。






『当社はただ単に精子をあげるけのサービスなどしてません。ルックス、セックスの技術、男の勲章ともいえる陰部全てを含め、お客様によりよい性行為をしていただくためにこのように的確な試験をしています』






『…じゃぁ…俺がスカウトされたのって…』








『そうです。ルックスは文句なしの100点!そんなルックスなら数々の性経験もあるでしょう。ただ当社とおきましてはもう少しアソコを増大させていただかないと…』






俺…
ただ妊娠させる仕事に
スカウトされちまったのか…






馬鹿だわ…





まじで…





みんな引くだろうなぁ…






親も友達も世間も…







『宇都宮彰さん。あなたを当社の研究社員として採用いたしましょう』




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