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妊娠工場

第7章 再び







あたしはまた来てしまった









また…







妊娠工場へ…










なかなか中に入る勇気が
持てなかった。










「美波!?」








彰の声がした



とっさにそのほうをみると





彰が立っていた







「な、なにしてんだよ…」




「な、なんでもないわよ…」








「またこんなとこに来て…」







「あたしの勝手じゃない。あんたに関係ない!」





思ってもないことが
口からでる








「そうかよ…。」
彰が言う






「あ、あんたはなんで?」







「仕事だよ…また指名がきたんだ。」









「そ、そう…」




美波は切ない気持ちになった




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