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君の笑顔

第20章 渦巻く気持ち ~陽介~

「とりあえず、下降りるか…」


あちこちで自由時間を楽しむ声が聴こえる。


その声から遠ざかるように、廊下の奥まで行き、階段を降りる。


三階は男子、二階は女子にフロア分けされていた。


さすがに二階はうろうろ出来ねぇしな……



そう思い、一階まで下ろうとした。

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