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君の笑顔

第20章 渦巻く気持ち ~陽介~

「スケ………?」


そこにいたのは紛れもなく、片野だった。


いつもポニーテールだから、風呂上がりの下ろした髪で誰だか分からなかった。


「何してんだよ。」


俺は片野の隣に座る。


ふわぁっと片野からシャンプーの匂いが香る。

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