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君の笑顔

第23章 予感 ~陽介~

「ご飯粒どれくらいいれますか?」


食事当番のやつが聞いてくる。


「いや、食欲ないんで、大丈夫です。」


そんな俺の声が聞こえなかったのか、当番のやつは一人前茶碗に盛った。




「あ、いや、あの、食欲ないんで…」


「甘ったれた事言ってないで食べなさい!はい!」



は?!
なんだこいつ?



フッと当番の顔を見た。




「げ」

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