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君の笑顔

第33章 言い表せない気持ち ~陽介~

―――…


「でかいなぁ」

目の前には大きな大きな家がある。


これこそ豪邸だな…


「そんなことねぇよ、さ、入って。」


そんなことあるだろ、
心で突っ込むと俺たちは、扉…いや、門を開いて中に入る。


俺は何もかもに圧倒されているがウラと片野は平然としている。


「ウラ、こいつん家、来たことあんの?」

「ん?あぁ、小学校の時めっちゃ遊んだからな…」


だからか…


「じゃ、ここ俺の部屋だから。何か飲み物取って来るわ。」


「あ、えっと…私手伝うよ…!」

片野がそういうと沢村がにこっと笑う。


本当にむかつくほど、爽やかだ。

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