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君の笑顔

第33章 言い表せない気持ち ~陽介~



「ついたついた。ありがとうね、スケ。」


片野は笑って手を振った。


俺は、
この笑顔が見たくて。

そっか。


「おう、じゃあな。」


俺は手を振り返して歩き出した。


片野のことで

イライラして

妬いて

ウラが片野が好きだと言うと悲しくて

片野が笑うと幸せになる。


もうとっくに俺は


片野に




惚れてるんだ。

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