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君の笑顔

第34章 強引なきもち ~片野 泉~

でも、それだけじゃなくて。
「それに…」

今朝沢村がウラをうちにさそってたときの
スケは


「寂しそうな顔してたから。」

取り残されたような、
あの顔…。

「俺が?」

スケはびっくりしていた。
「してたよ~」

きっと
スケは、自分の知らない私の時間に疎外感を感じているんだ。


そんなスケを


気付いたら勝手に誘ってしまっていた。


でも、
かえって迷惑だったかな…

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