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彼と心と体と。

第42章 久しぶり


彼はもうあの部屋に住んでいない。

またこっちに戻ってきたのか、まだ地元にいるのか、生きているのか、それすらわからない。


軽くても、薄っぺらくても、あたたかかった。



初めて、首にキスマークをつけられた。
彼は笑っていた。



あたしは彼に恋をしていたのかもしれないと、最近になって思った。




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