
僕等の恋愛事情
第4章 先輩
「佐藤優香、サックスで」
「吉田華、サックス希望です」
「花田愛、サックス…」
「大江桜、サックス」
いやいやいや、なんでみんなサックス!?
私だって…私だって…
「いやぁサックス多いな、サックスは先着3人だな」
「3人もいれんの!?トロンボーンにも3人頂戴!!」
「打楽器にもいれないと…真里…がさ…」
「あぁ…うん…そうだな」
先輩達がスゴく悲しそうな顔をした
「あー、打楽器経験者いる?」
「はい…」
「ごめん、じゃあ打楽器してもらえる?」
「はいっ」
1人決まって…
また1人…
順調に決まっていく
「お、ちっこいな、お前」
「えっ」
とうとう私だ
てかちっこいって…//
笑顔が素敵すぎる!!!
「フルートとかどう?似合いそう」
「ちょ、希望聞いてやれよ」
「そうだな。名前と希望どーぞ」
シライシカナ
「白石加奈、できればサックスで…」
言えた
あとサックス枠は1人…
入れるかな…
