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僕等の恋愛事情

第6章 気持ち




―――――



「長野先輩」

「なんだよ」


白石が俺の所へやってきた


「加奈ー、健はやめときなー。一緒にいてしんどいからー」

「んだとごるぁ!!!」


由梨花がムカつくことを言ってきた

こいつはもう女のくせにすることが男だ


こいつのパンチをまともにくらうと失神ものだ



「由梨花先輩、違います」

「そっかぁ、なら別にー」

「健先輩なんて眼中にもないですから」

「ひでぇなオイ」



白石のキャラが変わった気がする






―――――


「んで、なに?」

「はい…あの…」



白石はとても言いにくそうに俯いた

でも何が言いたいか全くわからない



はっ!まさかっ!
告白か!!?



…んなわけないだろうなぁ




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