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あなたが好きでした

第6章 幸せ


私は屋上内で鼻歌の聞こえる方に近寄った。

…サボりの人かな、男子が1人座っている。

「あ、あの〜…」

「…」

耳にはイヤホンが付いていて聞こえないようだ。

「あ・の!!」

「…ん」

ようやく聞こえたみたいだ。

「サボり…ですか?」

「んー…まあね。授業に出なくても高校なら行けるし。」

「は…はあ…」

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