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初恋好為

第4章 夕飯

「へぇ~!柏さんはそんなことも知ってるのかー!」


「いえいえ!全然ですって!」



スーパーの帰り道。

僕と柏さんは方向が同じということで一緒に帰っていた。


「あ!私料理すごい苦手なんですよぉ」

「へぇ!意外だなぁ!全然そんなんには見えないよ!」


そんなくだらない会話をしていたら、僕の家についた。


「じゃあ柏さん!またねっ!」


「え?星野くんの家ここなんですか?」

「え?そうだけど…。」

「私の家…ここです。」

柏さんが指をさしたのは、隣のアパートだった。



まじか。



漫画みたい。アニメみたい。ラノベみたい。





ならばやるしかない。

こんなラノベ、漫画、アニメのような出会いを運命以外に思うか?おい。


「ねぇ!よかったら今日うちで晩御飯食べてかない?」


「え?いいの?」


「全然いいよ!」


「星野くんのご両親は?大丈夫なんですか?」


「全然いいよー!お父さんはいないし。お母さんは仕事で朝まで帰らないから!」


「ほ…ほんとですか?じゃあ二人きりということ…。」


そうさ!二人きりだよ!
ぐへへへへ!



まぁ、というわけで二人で晩御飯ということになった。

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